TOPへ
9.紫イペの免疫力増強作用

私たち人間のからだには、体内に侵入した異物(非自己)を認識して、
体外に排除するシステムが備わっています。免疫とよばれるはたらき
です。

いくつかの免疫担当細胞が複雑かつ戦略的な自己防衛ネットワーク
システム=免疫システムを構成して、体内に侵入してくる細菌やウィ
ルス、ガン細胞などの異物と絶えず闘ってくれています。そのおかげ
で、私たちは異物の難を逃れて生きていられるわけです。

その中核的な役割を担っているのが、血液中の白血球。白血球には
単球(マクロファージ)、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、リンパ
球(T細胞、B細胞)などがあります。

紫イペの飲用でぐんと数の増えたリンパ球には、T細胞、B細胞などが
あります。

T細胞は、食細胞といわれてるマクロファージが食べて消化した異物の
情報を受取り、自ら増殖して細胞に攻撃を加えます。またB細胞に異物
の情報を与えて、異物専用の化学兵器(免疫グロブリン)を製造させたり
します。B細胞は製造した化学兵器で異物に攻撃をしかけます。リンパ
球の数が少ないということは異物を攻撃する力が弱い、つまり体の抵抗
力が弱いことを意味しています。

NK細胞も免疫システムの一翼を担っている細胞の1種。NK細胞とは
ナチュラルキラー細部のことで、直訳すると「生まれながらの殺し屋」と
いう意味です。NK細胞の特徴は、他の免疫担当細胞がお互いに連携
して情報交換しながら、異物を排除しようとするのに対して、自分1人で
異物を判断し、自分で攻撃をしかけることです。

またガン細胞に対して非特異的防御、つまりガン細胞の種類を選ばず
無差別に攻撃をしかけます。ガンと闘うにあたっては、免疫力の強化と
くにNK細胞の活性度が重要になります。

紫イペエキスはこれから免疫担当細胞であるリンパ球を増やし、NK細
胞を活性化することで、免疫力を高めると同時に、ガン細胞を直接攻撃
することで、ガンを改善していると考えられます。


大森医師(大森内科くりにっく院長:当時)は果敢にも自分のからだを実験
台にして、紫イペエキスのNK細胞を活性化するはたらきを確認しています
。その結果は1966年第14回 日本東方医学会で発表しています。

NK細胞活性は健康な成人の場合、18〜48%といわれています。熟睡した
早朝で55%以上、睡眠不足の時が38%前後、風邪をひいた時には35%前後
まで低下していました。NK細胞が体調と大きくかかわっていることがよく
わかるデータです。

では1日にどのぐらいの紫イペエキスを飲めば免疫力が高くなるのでしょう
か。

大森医師は朝の食事の時に、紫イペエキスを飲まなかった時、2カプセル、
5カプセル飲んだ時で、NK細胞活性の変化を調べ比較しました。

全く紫イペエキスを飲まない時は、起床時を基準にして、15〜20%低下し
ています。紫イペエキス60mg含有のカプセルを2粒飲んだ場合、昼食前
に10%上昇してピークとなりますが、昼食後にはまた下降線を描きます。
ところが5粒(300mg)飲んだ場合では昼食前に15%前後のピークがあり、
昼食後にも10%以上をキープしています。

大森医師は院長という立場で、仕事上かなりのストレスがあることは想像
に難しくありません。ストレスを受けると免疫力は低下します。にもかかわ
らず紫イペエキスを飲んだ大森医師のNK細胞の活性度は上昇を示した
のです。

この結果から
紫イペエキスを飲んだ時のほうがNK細胞の活性つまり免
疫力が高くなる傾向がわかります。また紫イペエキスの量が多いほど活
性度が高くなっている傾向も認められました。


それではガンと闘うために
紫イペエキスで免疫力を高めておくだけいいのでしょうか?

いいえ。そうではありません。
免疫力を高めるにはいくつかのライフスタイルの改善が必要です。

●その第1は「食生活の見直し」です。
免疫力のカギを握るNK細胞やリンパ球を含む白血球はタンパク質から
つくられます。タンパク質は私たちが食事つまり肉や魚、卵、豆類などか
ら、栄養として補給しなければなりません。免疫力を強化するためには
タンパク質が必要です。食事から摂ったタンパク質はアミノ酸という細か
なブロックに「分解」されて、小腸から吸収され肝臓で再び人間の細胞に
必要なタンパク質に「合成」されます。豚肉を食べすぎても豚にならない
のは、豚肉のタンパク質をいったんバラバラになったアミノ酸を人間用の
構造に組み立て直しているからです。この分解・合成は体内の化学反応
によって行われ、化学反応をスムーズにするのが酵素。さらにこの酵素
はたらきを活性化させる「補酵素」として重要な役割を担っている、ビタミン
やミネラルなども大切なはたらきをしています。

●第2は「睡眠を十分にとる」こと。
免疫力は日中活動している時間よりも、夜眠っている間に高くなります。
十分な睡眠が取れないと、免疫力の低い状態が長く続くことになってし
まいます。十分な睡眠をとり、昼間活動している間に紫イペエキスを補
給すれば、免疫力を常に高い状態に保つことができます。

●第3は「ストレスを回避する」こと。
ストレスがかかると、人間のからだは免疫そっちのけで、筋肉の活動を
うながそうとします。進化の過程で、まだ人間が草原を駆け回る動物だ
ったころにできあがったシステムといわれています。そのころの最大の
ストレスは外敵でした。敵から身を守るために逃げなくてはなりません。
そのため筋肉にエネルギーを供給するのに忙しくなり、免疫システムの
活動がおろそかになるのです。ストレスをため込まないこと、ストレス解
消に努めることも免疫力の向上につながります。

免疫力は加齢とともに低下します。それを補うためにも、バランスのとれ
た食生活、十分な睡眠、ストレスの回避など、ライフスタイルの改善が
必要なのです。ガンは生活習慣病。生活習慣を見直したうえで、紫イペ
エキスをとることで、免疫の力を最大限にひきだすことができるのです。

≫次へ  
「末期ガンと再発・転移した進行ガンの臨床で、
                 約80%に効果が確認された!」

<< 戻る
<<紫イペをもっと詳しくのはじめに戻る