3.パウデアルコ(紫イペ) タベブイア・アベラネダエ


ルイス テニー記   

「新しいものとは何か、これが真実である必要性はなく、 真実とは何か、それが新しいものであるという必要性はない」

 
パウデアルコ(紫イペ)は、新しい薬用茶ではなく、昔からインディオがよく使用してきたもので、1977年に、薬用草木茶の一種としてその真実性が立証されました。今から約20年前、テオドロメイヤー、そしてパーツ ルイズ両白人医師は、この草木茶を治療に用いましたが、素晴らしい効果が発見されたため、ブラジルの新聞及び雑誌は、全ページをさいてパウデアルコ(紫イペ)の不思議な効き目を報道致しました。

 パーツ ルイズ博士の語るところによると、ラコロナ シュガー プランテーションに住む一人の婦人は子宮癌で苦しんでいましたが、余りの痛みに、彼女は、彼女の家の近くにある線路で鉄道自殺をすることを考えていました。しかし、彼女がこの草木茶を
10日間服用したところ、今まで絶えずあった出血が止まり、長い間の痛みが全くなくなったと言うことです。そして彼女を治療した医者は、彼女が現在も全く健康であると語っています。

   上記の研究論文は、全て各国言語で書かれ、サンパウロ図書館の原本セクションに収められています。

 ブラジルの多くの医者は、
パウデアルコ(紫イペ)を治療力のある薬用茶として推薦しており、かなりの病院や診療所でこれを使用し、また公に薬草店や薬局でも販売しています。現在パウデアルコ(紫イペ)は、テオドロ メイヤー博士の指導の下で、アルゼンチン全体の癌患者に支給されており、そしてブエノスアイレス、マーデルプラタ、ラリオジャ及びテュカマンの各市の医者にも供給されています。

 メイヤー博士は、この薬草茶が
傷を治癒させ、伝染病毒を予防し、食欲を増進させると共に、一般的な強壮剤としても効果があり、また、長い間伝統的薬草茶として病原菌との異常な戦いに勝つことを発見し、その素晴らしい治療力が多くの物語を生んだと語っています。

 パウデアルコ(紫イペ)は、前述の通り、それ自体が持つ強力な組織的防御力により、身体の活力を増進し、新しい正常細胞の創造を助け、身体を生き返らせると共に、病気に対する抵抗力を増加させて更に痛みまで止め、幸福感をつくり出します。

 カリフォルニア、ロスアンジェルスのダイエットマン リサーチファンディション社は、パウデアルコ(紫イペ)のサンプル抽出液が、
直腸に通ずる栄養管を刺激し、その後、肝臓、胆嚢及び汗腺にそれが及ぶことを発見しています。
汗腺は、胃、肺及び心臓に対する安全弁であり、この草木茶の刺激がこれらの線を刺激して、その働きを促進且つ維持し、副腎がストレス状態になると身体に警告を発すると共に、胃、肺、及び心臓が生ずる色々な問題を排除する手助けをします。 

 パウデアルコ(紫イペ)は、南米及び米国に於て、下記に効果があると報告されています。

貧血症、動脈硬化症、喘息(ぜんそく)気管支炎、全種のガン、大腸炎、糖尿病、湿疹、
胃炎、淋病、梅毒、伝染病、白血病、狼瘡、パーキンソン氏病、歯槽膿漏、リューマチ、
白癬(たむし)、脾臓(ひぞう)、潰瘍、静脈瘤、傷、増血剤、強壮剤、鎮痛剤

 この魅力的な草木茶は、
ラパチョ(紫イペ)と呼ばれる背の高い樹木の内部樹皮からとれ、オゾンの多い地方に分布している関係上オゾンを多量に含有しています。オゾンは、新鮮且つクリーンであり、汚染、スモッグ、排気ガス、煤煙及び殺虫剤等で汚染されておりません。

 この樹皮は、鉄分を高単位に含んでおり、
体内にたやすく同化します。また、他の薬と併用したり、これを多量に服用しても差し支えないと言われており、子供や成人も同様に飲用できます。

 この草木茶に多くの経験を持つメイヤー博士が語るところよると、
数日間の服用で、痛みを完全に排除すると共に、全ての難病をも治療できるとのことであり、合衆国でも多くの人々が同じ体験をしています。

 ユタ州に住む一婦人は、一年以上癌で苦しんでいましたが、
お茶を服用して24時間以内に痛みが止まり、長い月日の中で始めて人間らしさを取り戻したために、その後毎日服用を続けたところ、数週間たった後、彼女は痛みから全く解放されました。他の痛み止め薬を使用しないで、痛みが止まったその恩恵に対し、彼女は感謝の日々を送っているとのことです。

 パウデアルコ(紫イぺ)茶を数ヶ月服用しているフロリダの或る男性の話しによりますと、彼は前立腺ガンと診断され、一年以上苦しんでいましたが、お茶を服用して13日後には、非常に元気を取り戻しました。
 更に彼は、白砂糖食品の摂取を止め、ビタミンやミネラルを取り、食餌療法に専念した結果、健康状態は更に良くなり、事実上、たった15日後にはこのお茶の効果がしみじみと判ったとのことで、私が彼と逢ったのは1982年3月のことですが、医者の診断によれば、
彼の癌は現在完全になくなっているということです。

 イリノイ州の或る男性は、歯槽膿漏と呼ばれる歯ぐきの病気の何とも形容し難い痛みで苦しんでいました。
彼は定石通り歯医者にかかり、ランセットで切開して膿を排出して貰い、その後、抗生物質を服用して来ましたが、彼が最も恐れていたのは、歯槽膿漏治療の後、抜歯されることでした。1981年11月、偶然にパウデアルコ(紫イペ)を見つけ、これを服用したところ、24時間で痛みが止まり、更に腫れも引き、膿汁(うみ)もなくなりましたので、彼はパウデアルコ(紫イペ)の真価を納得すると共に、
歯を失わずにすんだことに対し感動を覚えました。

 この草木茶は、
紫イペ、タヒボ、イピロクソ、パウデアルコ又は他の名前で呼ばれるが、いずれにせよ、この草木茶がもつ治療力のお陰で、数百人の患者が筆舌に尽くせない程の苦痛から救われ、ブラジルの人々は疑いもなく「神の恵みの木」と呼んでいます。

 パウデアルコ(紫イペ)が、新しい草木茶でないことは問題にする必要はなく、この草木茶の服用で多くの人々が救われていることは事実であり、伝統的な真の草木茶が持つ治療力に対し彼等は心から感謝しています。

1)植物衛生検査証明書
2)下記の植物、植物の一部または植物製品あるいはそのサンプルを抜取って検査した結果、次のとおりであること証明する。
3)検査日 1983年10月4日
4)検査者 PEDRO TOBIAS LIMA(ペドロ・トビーアス・リマ)
5)ブラジル農業省連邦農業事務所公認の技術者である上記検査人は、当該植物が病気、伝染病にかかっておらず、下記の申告内容およびその他の用件に関し、輸入国の現行植物衛生法規に合致していることを認める。
6)消毒(輸入国が必要とする場合)
7)実施日 1983年10月4日
8)消毒方法
9)消毒時間
10)使用した化学薬品および濃度
11)その他の申告事項
12)ブラジリア、1983年10月10日
13)公印
14)ペドロ・トビーアス・リマ
   農業技師 CREA 1047−D 1.Reg
   CPT 004 329 382
   SERFA所長
15)積送品の内容
16)輸出者名、同住所
17)荷受け人氏名、同住所
18)積荷の個数と外観 1個、段ボール箱
19)商標
20)原産地国(輸入国が必要とする場合) ブラジリア(ブラジル)
21)輸送方法
22)航空便
23)数量、商品名 イペロクソ200グラム
24)学名(輸入国が必要とする場合) Tabebuia.sp

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